FAX受信データの電子化方法

FAX受信データの電子化方法

通常紙媒体での送受信になるFAXですが、これを電子化するにはどういう取り組みをすれば良いのでしょうか。以下の方法があげられます。

 

  1. インターネットFAXの導入
  2. afaxの導入
  3. スキャナで取り込む

 

インターネットFAXを導入する

基本的にこれが一番簡単であり、初期コストも低いです。

 

 

現在十数社あるインターネットFAXサービス会社のいずれかと契約し、サービス会社からもらった電話番号にFAXを送ってもらいます。そうするとPDFなどのデータ形式で保存されるので、あとはそれをパソコン(PC)やスマートフォン、携帯電話で確認するだけです。

 

 

サービスによってメールで添付ファイルとして届くもの、サービス会社提供のクラウド環境(サーバー)に保存されるものなどさまざまです。どちらも外出先でも確認できるので便利です。基本料金は月1000円ほどがほとんどです。初期費用は1000円以下が多いです。

 

 

インターネットFAXは専用の電話番号が付与されるので別に固定電話回線の契約も必要がないので、これまで電話回線契約のない人でも利用することができます。使用できるまでの期間は即日~1週間以内が目安。

 

 

手軽に導入できるのでこれが一番おすすめの方法です。

 

参考記事:インターネットFAX比較

 

 

afaxの導入

afaxとはFAXの変換、転送機のようなものと考えていただければ大丈夫です。紙で来るFAXをPDFに変換して設定済みのメールアドレスに転送されます。

 

 

この方法ははじめにafaxの機械を購入します。機械の購入代金が約3~3.5万円ほどです。ナンバーディスプレイ、留守電機能が併用できないなどがあるので、FAX専用の電話回線を導入している(する)必要があります。初期費用がかかる割に制約が多いのであまりおすすめはしません。

 

参考記事:afaxとは

 

 

スキャナーで取り込む

アナログな方法ですが、こういう方法もあります。大量に取り込む場合はADF機能が付いた紙を差し込むと自動でスキャンしてくれる機種を用意するべきでしょう。価格帯としては家庭向けのもので3万円~、業務用で10万円~くらいを見込んでおくと良いと思います。

 

 

家庭向けとビジネス向けでの違いは読み込むスピード、耐久性に違いがあります。量が少ないようであれば家庭向けのものでも良いでしょう。多いようであればビジネス向け一択です。